【里親委託率75%へ】里親になるためにはどんな申請や手続きが必要か?

satooya_tetsuduki




こんにちは、里親に認定されましたtimcoです。

里親とは、社会的擁護が必要な子どもに家庭という環境を提供するという役割をもちます。

 

日本では社会的養護が必要な子どものうち、里親に預けられている子どもの割合は2017年現在で17%です。それを政府は7年以内に75%まであげるという目標を掲げました。

 

まだ、一般の人にはあまりなじみがない里親という制度。

里親がただ単に増えれば良いというワケではないですが、社会的養護が必要な子ども達にとっての選択肢が増えるというのは非常に良いことではないかと僕は思います。

 

里親ってどんな風にしたらなれるのか?って少し興味を持って頂いた方へ向けて発信します。

 

まずは児童相談所に相談をしてみよう

自分の住んでいる地域の児童相談所にまずは電話をしてみましょう。

全国の児童相談所の一覧は下記です。

 

ただ、地域によっては児童相談所が直接里親業務を里親業務をしているわけではなく、委託を受けている民間団体(NPO法人など)が行っている場合もあります。

これは、児童相談所の業務が多岐にわたるため、一部の里親業務は民間団体に委託するという目的があるようです。
もちろん、最終的な判断は児童相談所並びに市区町村が行います。

 

面接を行い、なぜ里親になろうとしたかを確認する

まず、児童相談所の担当者と面談を行います。

 

  • なぜ里親になろうと思ったのか?
  • これまでどんな生活を送ってきたのか?
  • 両親、兄弟について
  • 夫婦の事について

 

色々な自分の事を聞かれます。
もちろん、里親制度についても詳しく説明して頂けます。

私が里親になる上で繰り返し説明されたのは、「里親制度は子どものための制度」であるということです。

 

例えば、里親になるキッカケとして不妊治療から里親を目指す人が多いですが、子どもが出来ない人たちのための制度ではないということ。そのときに、社会的養護が必要な子どもに対して最善の手段と選択肢を考えること。その選択肢の1つが里親であるということ。

この前提を理解しなければ、この先の過程には進めません。進めたとしても、絶対にどこかで無理がきます。

そのときに一番ダメージを負うのは子どもたちです。

「こどもが幸せになるにはどんな手段が一番良いか?」を考えていく事が一番重要です。

 

講義:里親とは?子どもたちの心理・栄養・健康について

面談ののち、1日講義を受けます。

内容としては里親制度の概要
面接のときにも説明を受けていますが、もっと詳細に説明を受けます。

事例を交えて説明頂けるので、里親制度の現状を知れて驚きもあります。

また、様々な専門家からの講義も受けます。

 

子どもたちの心理面について。


特に、社会的擁護が必要な子どもたちというのは、虐待などの辛い過去を持っている場合が多いです。そのため、専門的な心理面のケアが必要です。

現在、社会的擁護が必要な主な理由が、この虐待によるものです。虐待は、心理的虐待・精神的虐待、性的虐待、ネグレクトなど多岐にわたります。どれも子どもの身体・心に大きな傷を与えてしまいます。

里親になる上で絶対に避ける事はできない事です。

 

栄養面について

里親になったら乳幼児などの小さい子どもを委託して頂く場合もあります。

  • どんな風に食事をあげたら良いか?
  • 子どもが育つにつれてどんな食事切り替えてあげるべきか?
  • 年齢に応じた必要な栄養素とは?

 

など、食事に関する講義を受けます。

社会的擁護が必要な子どもたちの中には、実親から十分な食事を与えられず、体が未発達の場合も多くあると言います。
必要な栄養がなんなのかしっかり考えて、お腹いっぱい食べさせてあげたいです。

 

健康面

小さい子どもが周りにいない環境で生活しているのもありましたが、子どもというのはすぐにふとした事で体調を崩します。さっきまで元気に遊んでいたと思ったら、すぐ後に風邪をひいて熱を出すなど。

そのサインに気づいてあげるにはどうすればよいか?
子どもにが健康的な生活を行うにはどんなことをに気をつければ良いのか講義を受けました。

 

家庭訪問調査

実際に相談所の方が家に訪問し、調査を行います。

  • もし、子どもがきたときにどんな生活をする場所なのか?
  • 大きい子どもでも、ちゃんとした個人部屋は用意できるのか?

 

結構、隅々まで見られますよ。

 

施設での講義・実習を受ける

研修の後、実際に施設での実習・講義があります。乳児院や児童養護施設などに行き、子どもたちと触れ合います。

 

  • 社会養護施設とはどんなところなのか?
  • どんな生活を送っているのか?

子どもたちは本当に純粋です。本当に可愛いです。

でも「なぜ、この子たちが施設に入らなければいけないのか?」

という思いをリアルに痛感します。

施設に入所することが悪いといっているわけではもちろんありません。やはり、施設職員の方が一般的な家庭より養育の専門家が集まっているため、子どもの事情もあり施設に入ることも一時的にはやむを得ない事もあり得ます。

 

でも、やはり集団生活なので1人1人にかまってあげることは不可能なんですよね

 

一番甘えたい年頃なのに、それをさせてあげられないというのは本当に心が痛くなります。実習を受けては自分がその存在になりたいと改めて痛感しています。

 

審議会による審査、その後里親認定へ

全ての研修を終了したら、その後は社会福祉審議会にて審査を行い、里親として適しているか審査を行います。その後、問題なく審査を通ったら里親に認定されます。

 

里親認定されたら子どもはすぐくるの?

認定されたら、すぐ里親委託されるわけではありません。

里親認定されてもすぐ子どもは来ません。それは行政によるマッチングの結果次第です。なので、中には年単位で待っている方もいるし認定されて数ヶ月で委託される場合もあるようです。

もし、マッチングに失敗したら一番傷つくのは子どもたちの心です。本当にその里親のところに預けて、その子どものとって最善なのか、関係各所と相談し決めるようです。

 

まとめ

以上、里親になるための手順と内容をまとめてみました。

これはあくまでぼくの住んでいる地域を例にとってまとめていますので、詳しく詳細を聞きたい方はお住まいの地域の児童相談所や市区町村窓口に伺ってみてください。

もし、このブログを見たことがキッカケで里親になり、社会的養護が必要な子どもにとっての選択肢が1つ増えるのであれば嬉しい限りです。




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