
こんにちは、timcoです。
子どもが生まれた時、「この子がこの世に生まれた事は奇跡」って言葉をよく聞きます。それ自体は否定しません。子どもが生まれる事は、通常は何にも代え難い喜びでしょう。
でも、子どもが生まれた方へ言いたい。自分に起きたその奇跡は、他の人にも起きて当然だと思ってませんか?なんなら結婚して夫婦生活していれば子どもが出来るのは当然だと思っていませんか?
思うのは勝手ですが、言葉に出さないでほしい。あなたの人生観を押し付けないでほしい。子どもがいない人生をあえて選んだ方もいるのです。みんながみんな子どもができるわけではない。「自分の血を分けた子どもを育てている」わけではありません。
こども出来ないの?攻撃
いや〜、相変わらず言われます。「こどもいないの?」「出来ないの?」口撃。言われすぎて、心に響いてきません。結婚して子どもがいることってそんなに普通の事なのでしょうか?
多分、悲しいけれど悲しいという感情を感じたくない。ツラいけれどツラいとは言いたくない。
「こどもいないの?」という何の責任も持つつもりもなく発せられた言葉に対して、何の感情も抱きたくないのです。
timcoんちは、まだ子どもいないんだっけ?
聞いてくる人は大抵、子どもが苦労せず出来た人
不妊治療を一時でも経験した人や、自分たちにも子どもがいない夫婦であれば、「子どもできないの?」という質問は出てきません。
それは「同じ経験」をしているから。大抵、人に言われてイヤな事は他の人にはやらないもんですから。
でも、「SEXをすれば子どもはすぐ出来るもの」と思っている人も大勢いるのです。なかには「俺のところは簡単にすぐ出来た」とさも自慢げに話す人もいる。
そういった人たちは自分の経験を他の人に押し付ける。
子どもってSEXすればすぐ出来るのに何であいつは出来ないんだ?そうか、SEXしていないからか!じゃあ聞いてみよう!
子どもが出来るのは誰しもに訪れる「当たり前」ではない
子どもは誰しもに出来る当たり前のことではありません。よく言われる言葉の通り「奇跡」でしょう。
でも、「こどもできないの?」って言葉を誰かにかけるまえにちょっと心の中で考えてほしいんです。
あなたはその人の事情を知っているんですか?その言葉をかけてあなたは有益なアドバイスが出来るんですか?
言葉にせず、心の中で疑問に思うことに留めてくれればそれだけで良いです。簡単じゃないですか?
自分の言葉を振り返って考えよう。
でも、自分も気づかないうちに誰かを傷つけていることはあると思います。
太っている事を気にしている人に「よく食べるね〜」とか、痩せているのを気にしている人に「もうちょっと太れば良いのに」とか、つい何の気無しに出た言葉で人を傷つけているかもしれない。
子どもが出来ないという経験をした事で、言葉をかける前に一度考えてから話すというの重要さを、ぼくは改めて気づく事ができました。
たしかに全ての言葉を気をつけることは無理でしょう。でも、「もしかしたらこの言葉は相手を傷つけるかもな」と発する前に思えたら、ちょっとは生きやすい世の中になるのではないでしょうか?
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