社会的養護が必要な子どもを守る存在である「里親」への思いについて

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こんにちは、timcoです

今まで説明した事がなかったけれど、このブログのタイトル「おうちにかえろう Going Back Home」と、里親についての思いについて語ろうと思う。

 

ぼくがこのブログのタイトルを「おうちにかえろう」とした理由は、「里親を目指そう」と決めた時、自分達がどういう里親になりたいかという理想を込めてこのタイトルを付けた。

 

こどもが帰って来れる場所へ

まず、里親って何?

まず「里親」ってなんなの?って人のために簡単に説明しよう。里親というのは「養子」と同じように捉えられている事も多いが、結構違う。

 

養子というのは法律的に子どもとする制度(更に養子も、普通養子縁組と特別養子縁組に分かれる)

里親というのは、あくまで実親がいるのが前提。法律的な親子関係はない。

そして、その実親のもとで育てられない子どもが預けられる場所の選択肢のひとつとして「里親」という場所がある。

乳児院などの養護施設など同じように、社会的に子どもを守る場所として位置づけられている。社会福祉の意味合いも強い。

そう聞くと、「里親」って特別に認められた人しかなれないと思っていないだろうか?

 

そんなことはない。里親になるためには別に特別な資格や要件が必要な訳じゃない。

基本的には一般の家庭、生活や健康に大きな支障がなければ(例えば、生活保護とかになっていると難しいけど)認められる。

 

そして、一番重要なのが里親という制度はこどものための制度であるということ。

 

子どもが成長するためには、特定の大人と長い時間をかけて養育する必要がある。その役割を「里親」が担っている。

 

なぜ里親を目指そうと思ったか?

ぼくが里親を目指そうと思った理由についての詳細は、プロフィールを見てほしい。

【プロフィール】timcoってどんなヤツか興味ある方、まずはここを見てほしい

 

自分と妻の血がつながった子どもを持つ事は出来ないと分かり、必死にこれからの道を考えた。

そして結果として「里親」という道を選んだ。

 

そして、施設での研修を経て里親として認定され現在に至っている。

 

そのなかで勉強した事・感じた事を僕なりに発信したいと思い、こうやってブログを書かせてもらっている

 

こうやって里親というものをしなければ知らなかった「児童養護」ということを、もっと若い世代に知ってほしいと思ったのだ。

 

どんな里親になりたいか?

おかえりっていってあげられる存在になりたい

実親や里親が育てられない子どもというのは、児童養護施設に行く。でも、高校を卒業して18歳になると、どうするのかわかりますか?

 

原則、18歳以上に施設を出なければならないという決まりがある。

 

それまで「親に育てられて、高校へ行って大学に行って」というのが普通だと思っていた僕にとって、これはとても衝撃だった。

 

いま、ぼくは結婚し実家に帰ることがあるけど、この「帰る」という言葉がつかうことが出来ない人もいるのだ。

 

自分を担当していた職員さんも、もしかしたら退職してしまっているかもしれない。自分が過ごした部屋は、別の誰かが今は使っている。

 

必ずしも、「おかえり」といって迎えてくれる場所ではない

 

それが当たり前の環境で過ごしてきた自分にとって、この事実は衝撃だった。

 

いつでもかえれる場所へ

ぼくは子どもには一人暮らしをさせるべきと思っている。

 

「女の子の一人暮らしは危ないから」って実家暮らしを強要する親もいるけど、そちらのほうがよっぽど子どものためにならないと思っている。

 

そんなことを言ったらきりがない。ただ道を歩くだけでもあぶないということになっちゃう。そんな窮屈な思いはさせたくない

 

 

もし、子どもがいて一人暮らしをしたいって思うのならどんどんさせるつもりだし、これから子どもを迎えたとしてもそのスタンスは変わらない。

 

でも、重要なのが、「いつでも僕はうちへかえれるんだ」と思える場所になる事だとおもう。

それは実際に家に帰るということだけではなく、精神的にもだ。

 

正直、18歳以上になれば親とも必要以上には話さないかもしれないし、一緒に遊ぶ事もないだろう。よっぽどのことが無ければ連絡もしない。

 

でも、それで良い。別に頻繁に会わなくても、ふらっとメールをよこすとか、LINEとかをよこすとかでも良い。

 

「ぼくのかえる場所はここにあるんだ」って思ってもらえるような存在になりたいと、今はおもっている。

 

まだ子どもを預かっているわけではないので、ここまでは完全なるぼくの理想だ。実際に預かる事になればこんな理想は言ってられないかもしれない。当事者の人からすれば甘いのかもしれない。

 

だけど、この思いは変えない。この気持ちはどんな事があっても自分の里親としての根幹にある根っこだ。芽はまだまだ小さいけれど、このブログを通して成長させていきたい。




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